東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系 准教授 (工学博士)
◇専門
地球・資源システム工学、環境影響評価・環境政策、応用経済学
◇連絡先
〒226-0026 神奈川県横浜市緑区長津田町4259
東京工業大学すずかけ台キャンパスG5-10
電話: 045-924-5533
E-mail:tokimatsu.k.ac[at]m.titech.ac.jp
◇メッセージ
研究概要
1. エネルギー技術の経済性評価
個別のエネルギー技術の経済性評価を行います。経済性評価とは、発電原価や CO2 等の環境影響物質発生量の評価を指します。対象技術は、廃棄物・バイオマス・石炭に関する技術や、CO2 の分離・回収・貯留(CCS)など、エネルギー供給技術を中心とします。
2.エネルギー・マテリアル資源のシステム分析評価
エネルギーやマテリアルは社会経済システムにおいてはフローやストックとなり、個別技術は他の技術と関係を持ちます。技術や資源の需給構造をシステムとして把握した分析を行います。評価対象は日本・アジア・世界、時間軸は2030 年~2100 年です。
3.環境影響の経済評価
CO2 や大気汚染物質、廃棄物による環境影響の経済評価を行います。経済・気候の統合評価モデルやライフサイクル影響評価の考え方に基づき、環境影響物質の排出から因果関係を把握し、支払い意思額による経済評価を行います。
4.「持続可能な発展」と、その指標に関する研究
「持続可能な発展」指標の定量分析を行います。人間福祉の源泉となる環境、物的、人的の各資本のストック価値の変化を「持続可能な発展」と捉える経済学的な「包括的富」を中心に、様々な指標を対象とします。